やはり予定通りに消費税は増税か!
みなさんこんにちは、滋賀県大津市の税理士・社会保険労務士の山本哲平です。
夏に参議院選挙を控えていることや景気の後退の懸念等もあって、今年に入ってから「増税延期か?」といったニュースを見かけることが多くなり、個人的にはそうならないかなとかなり期待していました。
税理士としては軽減税率の導入による実務上の負担をかなり感じていますし、そもそもがその導入のコスト(事業者の負担等)以上の効果があがるのかどうかも疑問に感じています。
ですので、10%への増税が延期になれば自動的に軽減税率の導入も延期になり、うまくいけば軽減税率の導入自体も無くなるのはないかといった期待までしていました。
しかしながら、先般、国会で幼児教育・保育の保育料の無償化関連の法案が可決されたことから、その財源として考えられている消費税の増税は不可避の状況となってきたところです。
このように増税はもしかしたら延期になるのでは?と期待をしていたこともあり、今までは顧問先等へのアドバイス等もほとんどしてこなかったのですが、増税並びに軽減税率の導入に向けていよいよ本腰を入れて取り組まないといけなくなってきましたので、これからは顧問先に向けた指導等に力を入れていきたいと思います。
ちなみに各税務署等でも説明会を随時開催(下記参照)されています。
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/06.htm