本気で取り組めば、チャンスは必ずやってくる。
みなさんこんにちは、滋賀県大津市の税理士・社会保険労務士の山本哲平です。
気が付けば1月も半ばを過ぎ、確定申告にいよいよ突入という時季がやってきました。
毎年、確定申告書の作成の第一号は自分の申告書です。
ようやく年末調整・法定調書の作成が終わりつつあるので、例年と同じようにまずは自分の申告書の作成に取り掛かろうと思っています。
さて、このブログでシリーズで書いていこうと思いながら続きが書けていなかった受験勉強時代の話です。
その第2弾は高校時代の後半部分です。
高校2年以降はメキメキと力を付け、高校3年生の春でサッカー部を引退した後は簿記の学習に本気で取り組むことに。
目標は来年(高校卒業後)の8月に実施される税理士試験を受験するための受験資格を得るために、11月に実施される日商の簿記検定の1級ないしは年が明けてからの2月に実施される全経簿記の上級の合格。
それに向けての勉強を開始するために大原簿記専門学校のテキストを購入し、独学で勉強を開始。
手探りで学習を始めて2週間ぐらいが経過したときに、n先生と運命的な出会いを果たす。
それまでは自力でなんとかしないといけないと考えていたのですが、時を同じくしてたまたまn先生がその当時の大津商業高校で歴史上だれも成しえなかった日商簿記検定1級(全経簿記検定上級)の高校生の現役合格に向けたプロジェクトを立ち上げたところで、まったく面識がなかったn先生を友人に紹介され、そのプロジェクトに参加させていただくことに。
多くの公認会計士・税理士を育て上げたn先生の教え方はさすがで独学でわからなかったところもスラスラと理解が進み、11月の日商簿記検定1級の本番を迎えるころには、合格できるかもというレベル(問題との相性など)まで上達できていました。
結果は61点(70点合格)で惜しくも不合格となりましたが、一定の手応えを得た状態で、2月の全経簿記検定上級の試験に向けて勉強を再開。
そして、見事に全経簿記検定上級に合格し、税理士試験の受験資格をゲット。
おまけにこの合格により大原簿記専門学校の特待生(Aランク)の基準もクリアし、2年間の学費及び入学金(約200万円)が免除されることになりました。
この偶然のn先生との出会いですが、自分の今までの人生を振り替えると、ここぞという時にはこのような出会いというかチャンスと言ったらいいかはわかりませんが、そのようなことが必ずと言っていいほど起こっています。
そのようなもの(チャンス)は自分がそれを必要としない限りは見えない。あるいはそれを引き寄せられないのかなと思います。
それを必要とした時にはじめて、それに出会うことができるのだと思います。
高校の時を振り返れば、友人の紹介でn先生に出会いましたが、それは私が友人に自分の目標を話したことでn先生を引き寄せたのだと思います。
本気で税理士を目指していた私の想いが友人に通じて、n先生を引き寄せたんだと思います。
ということで、受験生に伝えたいのは「本気で取り組めば、チャンスは必ずやってくる。」
という一言です。