簿記との出会いから税理士を目指すまで
みなさんこんにちは、滋賀県大津市の税理士・社会保険労務士の山本哲平です。
11月は社会保険労務士試験、12月は税理士試験の合格発表が行われる時期であり、この時期になると受験勉強をがんばっていた時代を思い出します。
今からもう一回やれと言われても絶対やらないですね。
それぐらい人生で一番勉強したのが10代後半から20代前半の時期です。
今の受験生の参考になるかはわかりませんが、一番勉強をがんばった受験生時代のことをこのブログで少しずつですが振り返っていきたいと思います。
このシリーズの第一弾として「簿記との出会いから税理士を目指す。」までということで高校受験から高校2年生ぐらいまでのことを書いていきます。
高校はHPのプロフィール欄にあるように大津商業高校に行きました。
大津商業高校を志望した理由は主には次の2つです。
一つは自分の学力で行けるであろう学校で偏差値が一番高かったこと、もう一つは珠算の授業があったので小学校から習っていた珠算の経験が活かせるだろうと考えたからです。
簿記とはまったく関係ないですし、そもそも中学生時代は簿記の簿の字も知らなかったです。
そして志望通りに大津商業高校に合格をし、無事に入学、ここで簿記との出会いを果たすことに。
出会いといっても今の立場(税理士)であることを考えれば、そこまで運命的なものではなく「簿記?」「数学の一種?」みたいな感じでした。
そして成績の方については、可もなく不可もなくといったぐらいの感じで1年を経過しようとしていた高校1年の3学期に強制的に全商の簿記検定の3級を受験させられることに。
この受験が大きく運命を変えることになりました。
この受験に向けた勉強で今でも自覚がありますが「覚醒」しました。
なにかを掴むといったらいいのかもしれませんが、この受験勉強で完全に簿記を掴みました。
それまでの15,6年の人生において「やらされるものだった勉強」が「もっともっと勉強したい」に変わった瞬間です。簿記会計だけですが・・・
高校2年生になってからは、簿記会計系の科目だけですが成績はグングンと上昇、気が付けば学年で1,2を争うレベルにまで達していました。
そんな時に何がきっかけかは忘れましたが、簿記を活かせる職業として、税理士というものがあるということを知りました。
高校卒業後は働くつもりでいましたが、簿記を活かせる仕事があるのならそれを目指そうと税理士になることを決意、そして税理士なら大原ということもなぜかは忘れましたが、この時(高校2年生)に既に決めていました。
ちなみに会計士については、この時点ではそのような職業があることをまだ認識していません。
次回以降につづく